秋田クラーク高等学院は、2001年にスタートして、今年、24年目を迎えています。
　「他人を尊重する」という校則があり、お互いの価値観を認め合える学校です。これは、24年間ずっと守り続けてきたもので、秋田クラークの宝です。
　2021年には、秋田県から高等専修学校の認可もいただき、他の全日制高校ではできないような、魅力的な学習もできるようになりました。

　この後、コース紹介もありますが、私も保育・福祉コースに所属し、保育実習など楽しみな時間がたくさんあります。

　今では、こうして、人前に出て話すことができていますが、私も、皆さんと同じ中学生の頃は、人前に出る前に、外に出て買い物をしたり、人混みに行くということすら、不安で、怖い時期もありました。
　今日、オープンキャンパスに来てここに座っている皆さんの中には相当な勇気を振り絞ってきてくれた人もいると思います。

　それぞれ、日々いろんな出来事があって、悩んで、考えて、未来についての不安もある時期だと思いますが、今日、私が伝えたいのは、「今だけじゃない」ということです。私も当時は「今」に縛られて希望を持てていませんでしたが、秋田クラークに入学して中学時代にできなかったことを全て取り戻した、いや、全て取り戻した以上の思い出を作ることができました。それは、先生方や、仲間が素敵な人たちだったからです。素敵な学校だったからです。

　今日は、そんな先生方や生徒と、オープンキャンパスを一緒に楽しみましょう。

生徒会長　伊藤美悠